2009年11月04日

薬膳料理とは

「薬膳料理」というお料理を聞いたことがあると思います。
一般的なイメージで薬膳料理と聞きますと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか。
健康に良いようなイメージがひとつあると思います。
薬草を使ったお料理を思い浮かべるかたもいらっしゃると思います。
美容に良いというようなイメージを持つかたもいらっしゃるでしょう。
精進料理のようなものを思い浮かべるかたも、いらっしゃるかもしれません。
たぶん「薬膳」という文字からのイメージが強いのでしょうね。
だいたい、そのような感じのお料理と思って良いのではないかと思います。
しかし、せっかくアクセス頂きましたので、薬膳料理とはどのようなお料理であるのか、今回、しっかりと覚えていただくと嬉しいですね。
薬膳料理とは、一言で言うとしたならば、中医栄養学に基づいた料理のことを言います。
もう少々詳しく説明しますと、中国で古来より伝わる、陰陽五行説を基礎とした食養生の方法を取り入れた料理であると覚えておくと良いのではないでしょうか。
また、「医食同源」という言葉を聞いたことがあると思います。
医療も、普段の食事もどちらも人間の生命を養い、健康を維持するためのものであり、その源は同じであるという考え方を言いますが、薬膳料理とは、まさに、この医食同源の意味合いをもった食事のことを言うのです。
ですから、薬膳料理を学び、普段の食事に生かすことで、健康で長生きできるようになるのも不思議なことではないのです。
次回は陰陽五行のお話をいたしましょう。

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薬膳料理と陰陽五行

前回、薬膳料理というのは、中国で古来より伝わる陰陽五行説を基礎とした食養生の方法を取り入れた料理であるという説明をいたしましたが、今回はその陰陽五行についての説明をしようと思います。
まず、陰陽の説明ですが、これは簡単にいえば、陰と陽のように、どちらか片方だけが単独で存在することはありえず、必ず、相反するものと対で存在しているものを指して言います。
そして、それらのどちらかが常に盛衰しているという考え方を陰陽思想と言うのです。
例をあげますと、昼と夜、動と静、男と女、善と悪などがそうですね。
一方、五行思想の説明をいたしますと、この世に存在する万物というのは総て、「木・火・土・金・水」という五つの要素によって成り立っているとする考えを言います。
さて、これらが、どうして薬膳料理に関係があるのかと言いますと、たとえば陰陽思想から考えますと、身体を冷やす食べものと、身体を温める食べものと、その中間のどちらの作用もない食べものがあります。
それらの組み合わせやバランスをよく考えて食べることが、健康な身体には大事なので、薬膳料理ではその部分がきちんと計算されています。
また、人間の体は季節によっても体調が大きく変わりますから、季節ごとに食事内容も大きく変わらなければならないとし、その部分も薬膳料理ではきちんと考えられているのです。
さらに細かくお話するとすれば、人間身体は1日の間でも変化をしているので、厳密にいえば、1日の中でも身体に合わせたメニューを作ったほうがより良いということになります。
薬膳料理は、非常に奥が深いお料理なのです。
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薬膳料理の食療と食養

薬膳料理には、「食療」のための食事と、「食養」のための食事があります。
食療のための食事とは、病気を治療するための食事のことであり、食養のための食事とは病気を予防するための食事のことを言います。
ですから、健康なかたであっても薬膳料理など関係ないと言わず、または興味本位で一度や二度食べてみるだけにとどまらず、定期的に食養のための薬膳料理を食することをお勧めしたいですね。
人間は健康な時には病気のことを考えることなどめったになく、暴飲暴食や無理なダイエット、睡眠不足などの不摂生を繰り返します。
しかしながら、健康を害して初めて、それまでの不摂生を悔やみます。
そうした場合に、食療のための食事を摂ると良いわけですが、それよりも普段から食養のための食事を頻繁に取り続けるほうが良いと思いませんか。
なぜなら、食事療法というのは、薬とは違いますから即効性のあるものではありません。
しかし、食事というものは誰もが毎日2〜3回は摂るものですから、確実に身体に影響してきます。
ですから、本来であれば薬膳料理ではなくとも、常々から健康的な食生活をしていれば健康を害すことなどほとんどないのです。
ですが、やはり人間は美味しいものが好きですから、毎度、健康的な食事というわけにもいかないのでしょう。
忙しさからお手軽なインスタントに偏る場合もあるでしょう。
ただ、一度、薬膳料理というものを召し上がってみることをお勧めいたします。
味付けも工夫がなされているものが多いですし、イメージと違っているかもしれませんよ。
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薬膳料理と精進料理の違い

薬膳料理と聞きますと身体に良いイメージはお持ちだと思いますが、似たようなイメージの精進料理も思いつきませんか。
どちらも健康的で、なんとなくお寺で食べるようなイメージも持ち合わせていますね。
しかし、実際のところ、薬膳料理と精進料理とでは、何が違っているのでしょう。
そもそも違うものなのでしょうか。
もしかすると、同じものの呼び方だけ違っているのでしょうか。
実は、薬膳料理と精進料理は、別のお料理と思っていただいて大丈夫です。
薬膳料理がどのようなものを指すのかにつきましては、このブログの最初に簡単にではありますがお伝えいたしました。
陰陽五行説などの中医栄養学に基づいたお料理でしたね。
一方、精進料理と言いますのは仏教が根本にある料理ですので、肉食などが禁じられたいわゆるベジタリアン料理と同等のものだと考えて良いでしょう。
詳細に語れば、肉類にしても殺された現場を見ていない動物に関しては大丈夫である、などの細かい決まりごとはあるものの、基本的には野菜と植物性タンパク質がメインのベジタリアン料理と考えて良いと思います。
そのような理由から、精進料理を粗食というかたもいらっしゃいますが、それは個人個人の価値観の違いですので、一概に粗食と決めつけるのもどうかと思います。
近頃では、世界的にも食への関心が非常に強くなり、貧国ではなくとも敢えてベジタリアン料理を選択するかたも増えていますから、肉類イコール贅沢料理という図式は徐々に崩れて行っているのではないでしょうか。
薬膳料理は、症状に応じてそれに見合った動物性のお料理も食しますから、その部分でも精進料理とは異なっていますね。
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薬膳アドバイザーについて

前回は、国際薬膳師という資格についてのお話をいたしました。
しかし、この受験資格を得るだけでも、かなりの難関であるというお話をしましたね。
それでは、もう少し簡単に取れる薬膳の資格のようなものはないものでしょうか・・・ということで、本日、ご紹介するのが「薬膳アドバイザー」です。
国際薬膳師に比べますと、どなたでも一生懸命勉強することにより薬膳アドバイザーになることができます。
薬膳アドバイザーになるための講座というのがあるのですが、そちらの講座では、本来、長い時間をかけて専門的な勉強をしなくてはいけないところを、家庭の実践に重点を置いて、わかりやすく、誰にでも理解できるように説明してくれています。
例えば、薬膳料理用の食材にしても、普段から食べているもので手に入りやすいものを中心に150種類も紹介してくれたり、体質や症状に応じた処方例なども学ぶことができるそうです。
テキストは3冊ですが、それだけで本格的な薬膳の知識が身に付くようなカリキュラムになっています。
これなら、薬膳に興味を持った時点ですぐに始めることができそうですね。
実際に、普通の主婦や学生さんであっても薬膳に興味のあるかたがたがたくさん薬膳アドバイザーになっています。
そして、講座で勉強した知識を日常の食事に生かすことで、冷えや貧血などが改善されるなどの嬉しい効果が表れているそうです。
どうですか。
薬膳を学べば、日々の食事が薬膳料理になるようなものです。
興味さえあれば、どなたでもさらに深く勉強でき、薬膳アドバイザーになることができます。
今回、薬膳アドバイザーについて知ったのをきっかけとしてさっそく始めてみませんか。
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国際薬膳師について

これまでのブログの記事の中でも時々、出て参りました「国際薬膳師」ですが、本日はこれについてお話をしようと思います。
健康に気を使うかたは、薬膳料理などにも当然興味を持つようになり、あちらこちらのお店に薬膳料理を食べにゆき、さらに、今度は自分で作ってみようと思い立ち本などを購入してみる・・・つまり、どんどん薬膳料理の魅力にハマり込んでゆくわけですね。
そうしますと、薬膳について知ることがとても楽しくなってきますので、勉強も楽しくなってきます。
ついには、なにか薬膳に関する資格に挑戦してみようかな・・・などという気になってしまうのですね。
そして目につくのが「国際薬膳師」という資格なのです。
この資格は、中国の団体である中華中医薬学会が認可している資格です。
試験は日本国内で受けることが出来ます。
しかし、残念ながらこの国際薬膳師の試験を受けるためには、受験資格が必要で、それがかなりの難関であるのです。
もともとが中国の資格ですので、国立北京中医薬大学日本校中医薬膳専科卒業生ということであったり、または、全日制の中医薬大学卒業後さらに1年以上中医薬膳の経験を有する方であったり、全日制医薬大学卒業後、中医学を1年以上研修し、かつ1年以上の施薬膳経験を有する方であったりと、このような受験資格が必要となってきます。
ですので、薬膳に興味を持った一般人が独学で勉強をして試験を受けられるレベルではないのが非常に残念です。
生命にかかわることですし、幅広く、奥の深い知識が必要ですので、それも仕方のないことかもしれません。
日本国内での合格者というのも、まだまだ非常に少ない状態ですので、その分、この資格を持っているかたが経営している薬膳料理のレストランなどは、かなりの信頼がおけるということになるでしょう。
しかし、薬膳に対する情熱とガッツがあるかたなら、国立北京中医薬大学日本校中医薬膳専科に入学して国際薬膳師を目指してもよいのではないでしょうか。
ニックネーム 薬膳料理 at 14:28| 薬膳料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする